弔電を送る際の文面で気をつけること
2018年04月18日
知人や親戚などの葬儀に諸事情で参列できない時もあります。参列できないときは基本的にお悔やみの気持ちを伝えるための弔電を送ります。葬儀時に読み上げられることもあるので、遅くとも始まるまでには届くように手配しましょう。
まずは必須となる宛名ですが、喪主名を受取人とします。もし喪主と直接の面識がなければ、関係者のない前を喪主名の横に記載すれば大丈夫です。差出欄ですが、付き合いがある関係なら自身の個人名になります。仕事の取引先に手配する場合は会社の代表者名を書きましょう。
弔電の文面に関してですが人それぞれの関係があるので文章は自由となります。基本的なマナーさえ守っていれば大丈夫です。まずは故人に対しては必ず敬意を表します。氏名ではなくご尊父様・ご母堂様と敬称で読んでください。
文面は自由なものの、忌み言葉は使ってはいけません。不幸が重なることを連想しやすい「重ね重ね」や「たびたび」がこれにあたります。他にも「天寿を全うして〜」という言葉もふさわしくありません。葬儀の形式は宗教によっても異なります。神式やキリスト教式で葬儀するときは、仏教用語である冥福・成仏・往生を用いらないように気を付けましょう。